ITの世界で近頃注目を集めるようになってきているのが、IoTです。「Internet of Things」の略称で、家電やスマホなどネットでつないで遠隔操作を行う技術のことです。
ITの中でも今後成長する市場とみられており、IoTで働くIoTエンジニアの存在感は近年増しています。
IoTエンジニアの果たす役割は多岐にわたります。
まずプログラミングやネットワーク構築を担当するのはもちろんです。そのほかにも企画の発案や設計など、上流工程に関わる場合もあります。
IoTエンジニアは広範囲にわたって業務に関わるので、多岐に渡るスキルが要求されます。
まずは、ネットワークに関するスキルです。IoTは家電やスマホ、パソコンなどをつなげて活用する技術だからです。
便利に操作するためには、リアルタイムで反映できるようなシステムが求められます。効率よくデータを送受信できるようなシステム開発スキルがあると、IoTエンジニアとして活躍できるでしょう。
ネットワークを介してサービスを提供するIoTの場合、どうしても切り離すことのできない問題としてセキュリティがあります。
IoTを安全に使用するためには、セキュリティ対策は強固なものにしておかないといけません。ハッキングやコンピューターウイルス対策するにあたってのノウハウやスキルが求められます。
IoTのデバイスはスマホを使うことが多いです。スマホに専用のアプリをインストールして、操作する形です。このため、スマホアプリ開発に必要なスキルも要求されます。アプリ開発のためのプログラミング言語などもマスターしておきましょう。