女性エンジニアに対する需要は高いです。このため、女性エンジニアが就職・転職するのには有利な状況が続いているといっていいでしょう。
女性というよりも、エンジニア全般が人手不足の状況に陥っているからです。2019年の調査によると、2030年には最大78.7万人の人材不足がIT業界では発生するといわれているほどです。
このようにIT需要は高止まりの状態で推移するので、女性エンジニアも就職や転職チャンスは十分にあります。
女性エンジニアの募集に応募して採用されるためには、まずコミュニケーションスキルが見られると思ってください。一般的な傾向として男性と比較して、女性の方がコミュニケーションスキルに長けている人が多いとみられています。
特にコロナ禍を経た現在、リモートワークで仕事をする事業者も増えてきています。このため、テレビ会議ツールを利用してクライアントはプロジェクトメンバーと話をする機会も多くなってきています。
このような対面ではなく、リモートの状態で話をすることに慣れておくといいでしょう。
IT業界を見てみると、リモートワークを導入しているところが多くなっています。女性エンジニアにとってこれは追い風といえます。
女性の場合、育児をしながら働くような事態も想定できます。リモートワークであれば、育児をしながら引き続き働くことも可能でしょう。
しかし、もし採用されるのであれば、フルリモートではなく週に何回か出社できた方が評価されます。IT業界でもいまだに「やはり対面で仕事をしないと」と考える人もいるからです。